受け口(反対咬合) | 札幌豊平区矯正歯科わかまつ歯科医院特設サイト

tel 011-857-6483

受け口(反対咬合)

受け口とは

受け口とは、反対咬合・下顎前突ともいい、下顎が上顎よりも前に出ている状態を指します。
正しい噛み合わせは、上の歯が下の歯に若干覆いかぶさりますが、
受け口の場合は、逆に下の歯が上の歯を受けるようになるため、反対咬合と呼ばれています。

受け口になる主な原因

  • 上顎と下顎の発達がアンバランス

    下顎が上顎よりも発達していると、受け口になりやすくなります。顎の発達は、遺伝的な問題もあるため、本人だけの原因ではないかもしれませんが、骨格に問題がある場合に受け口になる場合が多くあります。

    上顎と下顎の発達がアンバランス
  • 上の歯と下の歯に傾斜がある

    上顎と下顎が正常に発達し、顎の骨格自体には問題がなくても、上の歯が内側に傾斜し、下の歯が外側に傾斜している場合、受け口になりやすくなります。
    顎の骨格自体は正常なため、歯の矯正治療を受けることで改善することがあります。

    上の歯と下の歯に傾斜がある
  • 下顎を前に出す癖がある

    子どもの頃は、下顎を前に出す癖が多く見受けられます。これを何度も繰り返していると受け口になることがあります。また、指しゃぶりや爪を噛む癖がある場合も、受け口になりやすくなります。

    下顎を前に出す癖がある

受け口を放置するリスク

受け口の治療

上顎と下顎のバランスを整える

ムーシールドやチンキャップなどの矯正装置を使用して、上顎と下顎のバランスを整えていきます。
また、必要であれば下顎の小臼歯を抜歯し、他の歯を奥へ移動させながら下の歯を内側へ引っ込める治療を行います。

上の歯と下の歯の向きを矯正する

顎の骨格自体は正常でも、上の歯と下の歯の傾斜が原因で受け口になっているケースがあります。
その場合、リンガルアーチなどの矯正装置を使用して、歯の傾斜を矯正していきます。顎自体には問題がないため、歯の傾斜を改善すると、通常の歯列に戻すことができます。

外科手術による治療

下顎の骨が極端に前に突き出ているようなケースでは、外科手術による治療が必要な場合があります。
歯科医師が、患者さまの下顎の状態を検査・診断した上で、矯正装置による治療を行うか、外科手術での治療を行うかを判断いたします。

太陽イラスト

特設サイト リンク